薄桜鬼。新撰組炎舞録。を終わって思ったこと。

無事。千秋楽を迎えることができました。
長かった。けど、短かった。
終わってしまうとそう思う。
でも、1ヶ月以上もかかわっていたのだなと。今思う。


キャストによっては春頃から殺陣稽古をしていたとか。
ほんとに殺陣多かったからなぁ。
あたしもさすがに焦った。
いろんなことがあって。
精神的にもちょっときつかったかなぁ。
今回はほんとに皆様に支えられました。
最後の通し稽古で、全部覚えてなくて。
小屋入りしてからも、ろくに仕込まずひたすらビデオ観ながら練習。
たたけても、覚えてないというか。この感覚はあたしにしかわかんないとおもうんだけど。
やばかった!
もんたさん、やぎさんの『カビなら大丈夫』って言葉に救われました。
ありがとうございました。
本番無事迎えられてよかった。ほんとに。
でも最後まで休憩中も台本ははなせなかった。
なんか不安で。w




初めて会うキャストがほとんどの中。
やってけるのかと不安でしたが。なんだかんだ仲良くなって。
楽しく終わることができました。
皆楽しくていい人でした。
よくかまってもらいました。
テレビで観たことある人ばっかりで。
ありがとうございましたー。
また一緒に仕事できる日がくるのを楽しみにしています。






音響チームのそれぞれの仕事を紹介してみよう。
誰がなにやってんのかわかんないとおもうんだよねー。

カビは。

殺陣SE担当で。カキーンとかブシュとか。
鍵盤で。本番リアルタイムでたたいております。
だから全部動きを覚えないといけない。

次。

カビの隣はやぎさん。
一般SEといえばいいのかなぁー
大砲の音だったり、戸を叩く音とか。衝撃が走ったときの音とか。
基本的には殺陣以外。
でも殺陣も手伝ってもらっています。w
これは、あたしみたいに刀があたったら音だすとかじゃなくて、
台詞きっかけが多いので、間とか読まなくちゃいけない。
難しい。あたしにはできない。w



次。

チーフもんたさん。
BGMです。音楽。きっかけばっかり。
殺陣の途中の台詞のときは曲を下げて、戦いだしたらあげて。みたいな。
静かなシーンは台詞のレベルとのバランスとか。
空気読むことばっかり。
もんたさんはSEのレベルとかも決めます。
SEはどんな音にするかも決めます。
チーフ!
いっぱい耳ついてると思う。目も。


次。

まことさん。
キャストには全員ワイヤレスマイクがついています。
それの音出す人。
シーンに出ているキャスト以外のマイクはオフ。
でる直前にオン。的な。バランスもね。
やーこれ大変だよ。誰もしゃべらないシーンないもん。
エフェクトかけたりもする。


最後。

ひとみ。
ワイヤレスマイクのケア。
つけたりはずしたり。電波なので、周波数をきめて混信しないようにしたり。
これはあたしも学生のとき散々やった。見えないもの相手はつらい。w
汗が入らないように工夫したり。マイクが死んだときは急いで交換したり。
キャストとのコミュニケーションも大事。



楽な仕事なんてない。
でも、それぞれわかってくると面白い!とおもう。
音響チームは皆20代。若い。
楽しいなー。



薄桜鬼。一生忘れないとおもう。
楽しかった。
キャスト、スタッフ、かかわったみなさん。ありがとうございました。


お客様。
ゲーム、アニメも実写で賭けみたいなもんだと思ってて。
怖かった。
でも、かなりの好評で。ほんとに嬉しかった!
千秋楽の当日券の列を観たとき泣きそうになった。
ありがとうございました。



この舞台やりきれてほんとによかった。
支えられてると感じました。
音響チームにほんとに感謝。
素敵な出会いをありがとうございました。

みんなーーーあーいしーてるぜーーー
らんらんるぅー!




そうだ。
本番を音響ブースのあたしの隣で観ていった方々が、
いつもふざけてるのに、たたいてるときはかっこいいね。
とかいってくれて嬉しかったよー
でも、あたしそんなにふざけてたっけ。w